こんにちは、GTNET群馬店の松田です。

まだまだ寒い日が続きますので、皆様風邪やインフルエンザなどにはご注意ください。

 

 

さて今回はロータリーエンジンの圧縮測定(フロントローター)をお見せいたします。

 

測定方法はと言いますとロータリーエンジン専用の圧縮測定器を使用します。

SST(アダプタ)をプラグの穴へ取り付けます。

そしてSSTをアダプタ、バッテリーに接続させます。

アクセルペダルをいっぱいに踏み込んで7秒~10秒程クランキングさせます。

それから圧縮測定をします。

 

測定結果がこちら。

 

RX-7 エンジン圧縮測定 伊勢崎 群馬 安い 修理 オーバーホール

数値的には限度値以上ですので、問題はありませんでした。

もし限度値以下の場合、あるいは三室差と各ロータ差が限度値以上の場合はエンジンのオーバーホールが必要になります。

 

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測定器をつなげるためにトレーリングプラグというものを取り外します。

それからセンサーのアダプターを取り付けます。

 

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これがセンサーの一部ですね。

取り外すのになかなか困難な位置にありました。

 

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そして外したところの部分に、測定器をつなげます。

 

限度値

  • 圧縮圧力:7.0kg/㎠ー250rpm
  • 三室差:1.5kg/㎠
  • ロータ差:1.0kg/㎠

 

が基準の値になっております。

 

圧縮が下がった時の症状は

  • アイドリングしなくなる
  • アイドリング不安定
  • 白煙をだすようになる
  • 高回転時のエンジン不調、出力不足

 

などがあげられます。

 

圧縮が下がってしまう原因はさまざまありますが大きくは

アペックスシール、コーナーシール、サイドシールの摩耗・作動不良によって気密性が保たれなくなることが多いようです。

エンジン内にエンジンオイルの不純物(スラッジ)が溜まってしまい、それが固着することによってさまざまなトラブルが起こってしまいます。

 

ロータリーエンジンを乗られている方なら周知のこととは存じますが

エンジンオイルの交換をこまめに(3000km/毎が目安ですね)していただいて

街中をたまに走るくらいの走行でしたらスラッジが溜まりやすいので、気に留めていただいた方が長く愛車に乗っていただけると思います。

 

 

 

RX-7に乗られている方で最近このような不調を感じている方は

是非一度GTNETへご相談ください!

エンジンの圧縮を計らせていただきます。

1万kmにスパークプラグを変えるタイミングで+¥2000でエンジンの圧縮測定を行うことが可能です。

 

 

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