こんにちは、GTNET群馬店の松田です。
まだ少し寒いですね。
もう半袖の方を多く見かけますが、私はいまだに長袖4枚着ていても寒いと感じます……
脂肪や筋肉量が少ないと必然的に深部体温が外気に左右されやすいのでしょうか。
さて、それはさておき
本日はプロペラシャフトの衝撃を吸収する為のブーツの部分の毀傷によって、異音がするというお車の整備をご覧いただきます。
お車はホンダのS2000です。
こういう状態になっておりました↓
グリスまみれ……
マフラーの方にまで内部のグリスが大幅に飛び散っていて、これでは内部で金属摩耗が起きてしまい、最悪の場合は『折れる』ということになりかねません。
折れてしまうとどうなるか?
動力が伝わらなくなり、前にも後ろにも進まなくなってしまう……ということになりかねません。
異音の段階で整備が出来たので、このお車はプロペラシャフトごと交換せずに済みそうですね。
それではプロペラシャフトを外していきます。
流石に、かなり飛び散っていたのでグリスがあまり入っていないですね。
外した回りがグリスでベトベトになってしまっています。
こちらが今回交換する部品ですね。
海外からの仕入れなのですが、部品名が
『Aerodynamic Boot for CV Joint,94mm』
です。
和名にするとなんという名前なのでしょうか……(そもそも部品類に和名があまりないような気がしますが)
外す前のプロペラシャフトはこのようになっております。
そして、こちらが今回交換する部分のブーツですね。
Aerodynamic Boot for CV Joint,94mmです。
裏表はこのようになっております。
プロペラシャフトの中にこんなブーツが入っているなんて知りませんでした。
汚れたグリスやらその他の汚れを全部綺麗に取り除きます。
真っ黒に汚れていたところがこんなに綺麗になりました。
そして新しいブーツをつけて、作業終了です。
プロペラシャフトというのはFR(フロントエンジン・リヤドライブ)と4WD(4輪駆動)のお車についているもののようです。
要するに、動力を後輪に伝えるためについている部品なんですね。
なのでMR(ミッドシップエンジン・リヤドライブ)、RR(リヤエンジン・リヤドライブ)の車には存在しません。
MR-Sの名前は『Midship Runabout Sportsopencar』
ミッドシップ・ランアバウト・スポーツオープンカーの頭文字から命名されているそうです。
フォルクスワーゲン・ビートル・タイプⅠもRRのようですね。今ではFFになっているようですが。
ということで、本来であればプロペラシャフトごと交換となるものでしたが
中のブーツのみの交換で済みましたね。
もし、FRや4WDに乗られている方で後方から異音がするという方はいらっしゃいませんか?
もしかしたら今回のブーツからグリスが漏れてしまっているかもしれません。
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