こんにちは、GTNET群馬店の松田です。
徐々に春ではなく、夏の気候になってまいりましたね。
私は暑さには耐性がありますので、そんなにまだ暑くは感じません。
むしろ長袖3枚着用でまだ丁度いいくらいですね。
はい、それはさておいて
本日はBMWのヒーターバルブ交換と、ブレーキフルード交換を行いました。
「ブレーキフルードは6年程換えていない」
とのことでしたが、抜いたブレーキフルードの色を見て驚きました。
それがこちら↓
透明のはずのブレーキフルードが赤黒くなり、尚且つ透明さは皆無の状態に……
今までも汚れているブレーキフルードを見たことはありましたが、こんな状態になっているものは初見でした。
6年換えていないとこんな風になってしまうんですね。
なぜこうなってしまったか?
考えられる原因としては、ブレーキフルードが吸湿性が高いものであるために、その水分でブレーキシステム内部に錆等が出てしまった可能性が考えられます。
長年乗っていて交換していないと、その分ブレーキフルードの水分の割合が増えてきてしまいます。
以前もそういった紹介をしておりますので、以前の記事もよかったらどうぞ↓
BMW 5Series ブレーキフルード/ブレーキパッド交換
ブレーキフルードを換えないとどうなる?
上記しましたように、換えないと吸湿性が高いブレーキフルードはどんどん水分を吸湿していきます。
酸化防止剤と防錆剤等が添加されているとはいえ、やはりそれは宿命ですね。
そして今回のようにブレーキシステム内に錆を発生させてしまいます。
その錆が最悪の場合どうなるか?
ブレーキの機能そのものの阻害、つまりブレーキが効かなくなってしまうということです。
錆によってピストンの固着や、
本来沸点が水よりも高いブレーキフルードが水を多く含むことによって沸点が下がります。それによって沸騰し、色々な部分にダメージを与えます。それによってどこかからブレーキフルードが漏れてしまうということにもなりかねません。
ブレーキが効かなくなるとどうなるか、申し上げずとも想像に容易いと思います。
そうなってしまう前に、暫く換えていない方がいらっしゃいましたら交換された方がいいですね。
はい、次はヒーターバルブの交換です。
「暖房が効かない」
ということで、こちらを交換することになりました。
この界隈から取り外しました↓
この辺についているんだなくらいに思ってください。
こちらがヒーターバルブとそのホースです。
ラジエーターからヒーターに繋ぐものですね。
上の2本ある方がINで、下がOUTです。
ヒーターバルブを新品に変更します。
ヒーターコックという名称もあるようです。
はい、これから暑くなるのでヒーターバルブ交換をしましょうという方はあまりいないかもしれませんが、ブレーキフルードは換えたほうがいいと思います。
ブレーキフルードの交換をしないが為に、交換しなくてもいい部品を交換しなければならないということにもならないために、交換しましょう。
交換目安は車検毎(2年に1回)程度ですね。
車検の時にブレーキフルードを交換すれば通常よりお安く交換が可能です!
ブレーキフルード代 1500円/L
工賃 4000円(※一部除外の車種があります)
{※車検でないときは工賃6000円(国産車料金)となります}
ですので、車検のときにはブレーキフルードを交換することをお勧めします。
「最近換えていない」
「買ってから暫く乗っているけど換えたことがない」
という方、是非GTNETへお問い合わせください!
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